パンデミックを乗り越えた卒業記念発表会

お世話になっている理美容師の学校、国際文化理容美容専門学校の2022年度卒業公演。
いろいろな生活様式を変えたパンデミック。長くも感じ、学校教育への影響もかなりのものでした。
そんな大変な時世の中を乗り越えてきた今年度の卒業生の公演です。
理美容師としての即興ヘアメイクパフォーマンスからミュージカル、演劇と続き、学生のきちんとした技術と感性を垣間見ることができました。
そして学生たちが作成した服飾学校も顔負けのクオリティーのある衣装の数々は舞台を華やかにして卒業という節目にふさわしい演出を後押ししていました。

理美容師の学校なのに服飾も?と思うかもしれませんが、
国際文化学園の教育方針は「つくす心」
~国際文化学園 教育方針~
国際文化学園では「つくす心」を教育理念として美容理容の技術者の育成に力を注いでおります。
この「つくす心」とは、言い換えれば奉仕とか、ボランティアの精神のことを示しています。奉仕などと申しますと、ともすれば自分にとって何も益のないことと考えがちですが、本来は決して自分を犠牲にすることではなく、社会を通じて自分を生かし、高め、人間として成長していくことを意味しております。
この学園ことを、そしてそれを、日々の姿勢として大きく育てていってくれることを願っております。この心の上に技術を積み重ねることが、美容理容に限らずすべての技術者の成功と、将来の幸せにつながるのですから。
(国際文化学園 教育方針より)

今回の経験もそうですが、人は多くの経験をすることで自分の中に引き出しをたくさんもつことができます。
人間的な幅も広がり、苦労した経験は自分を強くし成長させてくれて、相手の立場や気持ちを考えられるようになり、その後の人生を乗り越えて行く力になります。
これからの迎える社会に向けて失敗を恐れず羽ばたいてほしいと思います。

とても楽しい舞台をありがとう!

記事の執筆者

武藤 和也

Kazuya Muto

パーソナルスタイリスト匠

某アパレルショップにて個人売り上げ全国トップののちに、パーソナルスタイリストの資格を持ったプロ集団、ファッションレスキューに所属。
総数2000人を超えるスタイリングを行い新宿高島屋常駐や数々の映像企画のスタイリング経験を持つ。
現在は現場にも立ちながら、大学、専門学校の教壇に立ち、スタイリストの育成も行っている。20代~50代の今の時世や流行をふまえた、その世代その人となりの品格を活かすスタイリングを提案する。
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